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いくらやのフランチャイズ。費用と、加盟前に確認すること。

いくらやのフランチャイズで本部に払う開業資金は、公式の表で通常407万円、1次募集限定で242万円(いずれも税込)です。
加盟金0円と大きく書かれていますが、0円になるのは加盟金の部分だけで、研修費・特殊什器・物件調査費用は別にかかります。
このページは、買取店の開業を考えていて、いくらやをほかの本部と比べている方に向けて書いています。
公式の加盟募集ページに書かれていることを整理します。

先に結論安場さん
  • 本部に払う開業資金は、公式の表で通常407万円、1次募集限定で242万円(いずれも税込)です
  • 加盟金0円になるのは1次募集限定の表で、研修費132万円・特殊什器55万円・物件調査費用55万円は残ります
  • 毎月は、収益モデルの表にロイヤリティ10万円・広告協賛費10万円・システム利用料5万円が並びます。
    合わせて月25万円です
  • 契約期間・保証金・1次募集の締め切りも含めて、加盟金以外の項目を全部聞いて、足し算してから比べてください

公開されている費用

いくらやで公開されている費用は、本部への開業資金の内訳(4項目)と、収益モデルの表に載る毎月の経費です。
運営するのは、東京都新宿区の株式会社エニワンです。
加盟募集の公式ページを、2026年10月10日に確認しました。

本部への開業資金(税込)通常1次募集限定
加盟金1,100,000円0円
研修費1,320,000円1,320,000円
特殊什器550,000円550,000円
物件調査費用1,100,000円550,000円
いくらや支払総計4,070,000円2,420,000円
ロイヤリティ
月100,000円収益モデルの経費の表に載る金額
ほかに毎月
広告協賛費月100,000円・システム利用料月50,000円同じ収益モデルの表
研修
開業前に3日間(ビジネスモデル・運営・接客・査定)。
延長もできると書かれていますオープン日は本部の担当者が丸一日つき、延長もできると案内されています
売り先
自由に選べると書かれています。
本部が売り先を紹介することもできます
広さ・形
併設でバックヤードを別に取れるなら2坪から、単独の店は約4坪からと案内されています。
いまある店への併設・間借りもできます
開業まで
加盟契約から最短2か月古物商許可を持っているかなど、状況による、と注記があります

この表の金額は、本部に払うお金だけです。
物件の取得費・内外装・仕入れ資金は入っていません。
新しく店を借りて開く場合、当社の見立てでは、運転資金(お客様から買い取るための現金・売れるまで持つ在庫・売上が立つまでの家賃や人件費)まで含めて1,000〜1,500万円が目安です。
いまある店に併設するなら物件と内装の費用は小さくできますが、買取の資金は別に要ります。

毎月、本部へ払うお金を3年で並べる

収益モデルの表のとおりなら、毎月本部へ流れるお金は25万円で、3年で900万円です。
ロイヤリティの10万円だけを見ると、3年で360万円です。
比べるときは、名目ではなく月にいくら本部へ流れるかで並べてください。

 月×36か月
ロイヤリティ10万円360万円
広告協賛費10万円360万円
システム利用料5万円180万円
合計25万円900万円
開業資金と合わせると、3年で本部に払う額

1次募集限定の242万円に、3年分の900万円を足すと1,142万円。
通常の407万円なら1,307万円です。

加盟金の110万円が0円になる差は大きく見えます。
ただ3年で並べると、毎月の25万円のほうが、ずっと大きな数字になります。

これは、収益モデルの表の金額が契約でもそのままだった場合の計算です。
定額か、税込か、開業直後の月も同じかは、面談で書面にしてもらってください。

この計算に、家賃・人件費・チラシ代は入っていません。
買取店は、買った瞬間に現金が出ていきます。
売れて入金されるまでを回す現金を、毎月の支払いとは別に持っておく必要があります。

収益モデルの表の読み方

収益モデルの表は、本部への支払いより大きい出費として、折込チラシの広告費を月60万円で見込んでいます。
公式の表には「過去の実績をもとにした収益モデルです。保証するものではございません。」という注記があります。
数字を読むときに押さえたい点を4つ並べます。

  1. 経費でいちばん大きいのは、チラシの月60万円 月の経費合計134.3万円のうち、広告費(折込チラシ)が60万円です。
    家賃14万円、人件費30万円よりも大きい金額です。
  2. 売上481万円は、買い取りの代金を含んだ数字 表の売上は481万1,772円、買取(仕入れ)は286万6,110円、粗利は194万5,662円です。
    買取店の売上は、買った品を売った金額です。
    買い取りに払ったお金を引いた残りから、経費と本部への支払いが出ていきます。
  3. 表は2つあり、前提がそろっていない 月の表とは別に、3・6・12か月目の表があり、売上と経費の数字が月の表と一致しません。
    どの店の何か月目の実績で、経費に何が入っているか(チラシ代や本部への支払いを含むか)を聞いてください。
  4. 投資回収「平均4〜6か月」の分母 公式ページには、投資回収は平均4〜6か月、最短2か月と書かれています。
    何店の平均か、開業資金の何を回収した期間か(本部への支払いだけか、物件・内装まで含むか)を聞いてください。

一方で、公式に書かれている強みもはっきりあります。
売り先を自分で選べること、いまある店への併設なら2坪から始められること、提携業者にLINEで画像を送ると査定を代わりに出す仕組みと、一定期間の買取額保証・真贋保証。
いまある店に買取を足したい事業者には、合いやすい形です。

加盟金以外にかかるお金を、全部聞く

加盟前に確認するのは、加盟金以外の名目を全部書き出してもらい、開業までと毎月の合計を1枚にすることです。
買取のフランチャイズは、加盟金のほかに、保証金・研修費・開業支援金・物件調査費・指定の鑑定ツールの購入・広告協賛金と、名目が多い本部もあります。
いくらやで公開されている項目に加えて、次を聞いてください。
口頭ではなく書面で受け取ってください。

表にない初期費用保証金・開業支援金・指定の鑑定ツールや機器・オープン時の販促品はかかるか。
開業までの総額を1枚で出してもらう
物件調査費用自分の物件や、いまある店に併設する場合もかかるか。
55万円と110万円の違いは何か
研修費132万円3日間の研修とオープンの立ち会いのどこまでが入っているか。
延長や2人目は別料金か
毎月の25万円ロイヤリティ・広告協賛費・システム利用料は定額か、税込か。
売上がない月も同じか。
チラシ代は自分で払うのか
1次募集と契約1次募集の締め切りと残りの枠。
契約期間、中途解約金の計算式、やめたあとの競業避止の期間と範囲

契約前の書面の交付が法律(中小小売商業振興法)で義務になっているのは、小売業・飲食業のフランチャイズです。
買取はサービス業にあたるため、この義務はありません。
加盟店数の推移や訴訟の有無などをまとめた書面を、任意で出している本部もあります。
もらえるか、面談で聞いてみてください。
あわせていまの加盟店の数と、直近3年の閉店数・解約数を聞いてください。

向いている人、見送ったほうがいい人

いくらやのフランチャイズが向いているのは、いまある店に買取を足したい人と、売り先を自分で選びたい人です。
合う人には、はっきり合います。

向いている見送ったほうがいい
・いまある店に、併設で買取を足したい
・売り先を自分で選びたい
・査定に迷ったとき、画像で聞ける先がほしい
・集客のやり方(チラシの型)を本部から受け取りたい
・毎月25万円を、売上が立つ前から払うのが重い
・契約期間や解約の条件を、書面で比べてから決めたい
・チラシに月60万円をかける前提が合わない
・屋号を自分のものにしたい

どちらを選んでも、最後に差が出るのは目の前の一点を、査定の基準に照らして見極める力です。
査定を代わりに出す仕組みがあっても、お客様の前で値段を決めるのは店の人です。

もうひとつの選択肢

加盟しないで始める、という道もあります。

フランチャイズが提供しているのは、大きく看板・研修・仕組みの3つです。
このうち研修だけを買って、看板と店は自分のものにするという形も成立します。

加盟する看板と集客の型が最初からある。
代わりに毎月の支払いと、やめるときの条件がつく
加盟しない看板はゼロから。
代わりに毎月の本部への支払いがなく、屋号も場所も自分のもの

加盟しない開業サポートを見る 5日間の研修で770,000円(税抜)。
加盟金もロイヤリティもありません

よくある質問

いくらやのフランチャイズの費用はいくらですか。
公式の加盟募集ページの表では、本部に払う開業資金は通常407万円、1次募集限定で242万円(いずれも税込)です。
内訳は加盟金・研修費・特殊什器・物件調査費用の4つです。
物件の取得費・内外装・仕入れ資金は含まれていないため、別に用意が要ります。
いくらやの加盟金は本当に0円ですか。
1次募集限定の開業資金の表では、加盟金は0円(税込)です。
通常の表では1,100,000円です。
加盟金が0円でも、研修費1,320,000円・特殊什器550,000円・物件調査費用550,000円がかかり、合計は2,420,000円です。
いくらやのロイヤリティはいくらですか。
公式の収益モデルの経費の表に、ロイヤリティ月100,000円と書かれています。
同じ表に、広告協賛費月100,000円とシステム利用料月50,000円も載っています。
合わせると月25万円で、表の金額が36か月変わらない場合、3年で900万円です。
定額か、税込か税別かは、面談で書面にしてもらってください。
いくらやの研修は何日間ですか。
開業前に3日間で、ビジネスモデル・運営・接客・査定の4つを学ぶと案内されています。
不安があれば延長でき、オープン日は本部の担当者が丸一日つくと書かれています。
研修費は1,320,000円(税込)です。
いくらやのフランチャイズの評判はどうですか。
公式ページには、先輩オーナーの店として月商約600万円・約500万円などの例が載っています。
一方で、収益モデルには過去の実績をもとにしたもので保証するものではないと注記されています。
売上は利益ではなく、買い取りの代金・チラシ代・本部への支払いを引いた残りが手元に残ります。
いまの加盟店の数と、直近3年の閉店数・解約数を面談で聞いてください。
古物査定の窓口の開業サポート

フランチャイズに入らず、
自分の看板で買取店を開く。

加盟金が0円でも、本部への支払いは毎月続きます。
看板を借りずに、査定と売り先から自分で始める道もあります。

  • 大阪で5日間。本物と偽物の見分け方から、店を開けるまで
  • 価格は770,000円(税抜)
  • 同じお店から2人目以降の受講は、お1人につき+220,000円(税抜)。面談のうえ、お受けするかを決めます
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個別相談はオンライン45分。その場でのお申し込みは求めません。

お電話でも受け付けています050-1725-9868

※ 本記事は、2026年10月10日時点の公開情報にもとづきます。
出典:買取専門いくらや フランチャイズ加盟店募集サイト(ikuraya.jp/fc/)のトップ・いくらやの強み(/fc/strength)・サポート(/fc/support)・収益モデル(/fc/proceeds)・開業までの流れ(/fc/flow)・よくあるご相談(/fc/consultation)・会社概要(/fc/company)。
開業資金の金額は公式の表の「税込」表記のまま記載しています。ロイヤリティ・広告協賛費・システム利用料は収益モデルの経費の表の金額です。
3年の合計は、表の金額が36か月変わらないものとして単純に計算したものです。検討される際は、必ず本部が交付する最新の資料と契約書の案でご確認ください。

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