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さすがやのフランチャイズ。ロイヤリティ0円と、加盟前に聞くこと。
さすがやのフランチャイズは、公式の募集ページで「ロイヤリティ0円プラン」を案内しています。ただし対象は、特定の条件を満たす個人・法人に限られます。
このページは、買取店の開業を考えていて、さすがやをほかの本部と比べている方に向けて書いています。
公開されている条件と、説明会で確認することを整理します。
安場 達也古物査定の窓口 代表
買取業界歴15年以上。査定の現場から店舗の管理者、そして経営者まで、同じ道を順番に通ってきました。
北海道から沖縄まで、開業と店舗運営の支援実績があります。
大阪府公安委員会 古物商許可 第62229R076686号
公開 2026年10月10日
更新 2026年10月10日
先に結論安場さん
- 公式の募集ページではロイヤリティ0円のプランが案内されています。
対象は特定の条件を満たす個人・法人に限ると注記があります
- 加盟金・保証金・研修費・契約期間は、説明会で書面をもらって、ほかの本部と金額で比べてください
- 本部は、加盟店が買い取った品を本部が流通させることで収益を上げると説明しています。
本部に売るときの値段の決め方が、ロイヤリティの代わりに大事になります
- 本部の査定士がオンラインで査定と価格の提示まで行う仕組みがあり、本部は未経験でも始められる形だと説明しています
公開されている条件
公開されている費用の条件は「ロイヤリティ0円プラン」です。
さすがやのフランチャイズを運営するのは、東京都台東区に本社がある株式会社さすがやです。
加盟店募集の公式ページと、2026年2月26日のプレスリリースを、2026年10月10日に確認しました。
ロイヤリティ
0円のプランあり公式FC募集ページ。
「特定の条件を満たす個人・法人に限ります」と注記
査定の仕組み
本部の査定士がオンラインで接客・査定・価格の提示まで行う(DX商談同席)。
店にはPCを置く2026年2月26日のプレスリリース
併設
同社のスマホ修理ブランドを併設できる。
既存の店の一角を使う形にも対応公式FC募集ページ・プレスリリース
出店の考え方
地方出店に特化した戦略と案内。
都道府県ごとに出店できる市区町村の一覧あり公式FC募集ページ・都道府県別ページ
店舗数
公式サイトのページ名に「全国131店舗」(2026年10月10日確認)。
直営店の割合は約68%(2024年7月時点)公式サイトのトップ・FC募集ページ。
時点が違うため、いまの直営と加盟の割合は説明会で確認してください
開業資金
「低予算でスタートが可能」と案内公式FC募集ページ
公式ページには「赤字撤退無しの実績」とも書かれています。
説明会では、開いた店の数と、閉じた店・契約を終えた店の数を、期間を区切って聞いてください。
ロイヤリティ0円で、本部はどこで利益を出すのか
本部の収益は、加盟店が買い取った品を本部が流通させるところから出ると、プレスリリースで説明されています。
毎月の固定の支払いで稼ぐのではなく、品物の流れで稼ぐ形です。
リリースでは、買い取った品を海外のオークションに出す販路があるとも書かれています。
この形は、仕組みとして筋が通っています。
売れない月に固定費として出ていくロイヤリティがないのは、立ち上がりの時期にははっきり楽です。
そのかわり、お金の話の中心が「毎月いくら払うか」から「本部にいくらで売るか」に移ります。
本部に売る値段が1%違うと
仮に、ひと月に300万円ぶん買い取って、全部を本部に売る店があるとします。
本部に売る値段が相場から1%違うだけで、ひと月3万円、1年で36万円の差になります。
この差は、ロイヤリティの明細には出てきません。
だからこそ、値段の決め方を書面で確かめておく意味があります。
もうひとつは、査定を本部がする点です。
本部の査定士がオンラインで価格まで出すため、鑑定の経験がなくても始められる、と本部は説明しています。
一方で、価格を出すのは本部の査定士です。
買う・買わないを最終的に誰が決めるのかは、説明会で確認してください。
やめたあとや、本部と考えが合わなくなったときに、自分の手に何が残るかは考えておく必要があります。
加盟金以外にかかるお金を、全部聞く
ロイヤリティが0円でも、本部に払うお金がほかにないとは限らないので、名目を1つずつ挙げて「いくらか、なしか」を聞いてください。
買取フランチャイズの本部に払う最初のお金は、当社が調べた範囲で約120〜450万円です。
別途の保証金などがかかると、高いところで550万円ほどになります。
加盟金の欄だけ小さく見えても、ほかの名目で同じくらい出ていく、ということが起こります。
| 名目 | 聞くこと |
| 加盟金 | いくらか。 ロイヤリティ0円のプランと、そうでないプランで違うか |
| 保証金 | いくらか。 やめるときに戻るか、何を差し引かれるか |
| 研修費 | 加盟金に入っているか、別か。 何日間で、2人目からはいくらか |
| 開業支援金・物件調査費 | 物件探しや開業の準備に、別の名目でお金がかかるか |
| PC・機材・システム | オンライン査定に使うPCや機材は誰が買うか。 毎月のシステム利用料はあるか |
| オンライン査定の費用 | 本部の査定士が同席する商談に、1件ごとや月ごとの料金がかかるか |
| 広告の費用 | テレビCMやチラシなど、本部の広告に分担金があるか |
| スマホ修理の併設 | 併設するときの加盟金・研修・部品の仕入れは、買取と別にかかるか |
そして、本部への支払いとは別に、店そのものと、買い取るための現金が要ります。
店舗で開く場合、当社の見立てでは運転資金まで含めて1,000〜1,500万円が目安です。
運転資金とは、お客様から買い取るための現金、売れるまで持つ在庫、売上が立つまでの家賃や人件費です。
さすがやの形で、買い取りの現金を加盟店と本部のどちらが出すのかも、あわせて聞いてください。

比較サイトの数字は、そのまま使わないでください。
ロイヤリティ0円のプランは、2026年2月に発表された新しい形です。
それより前に調べた比較サイトの数字は、条件が違うまま残っていることがあります。
比べるときの数字は、説明会で受け取る書面の数字だけにしてください。
説明会で必ず確認する5つ
確認するのは、総額・プランの条件・本部への売却・買い取りの現金・契約期間と解約の5つで、口頭ではなく書面で受け取ってください。
| 最初に払うお金の総額 | 加盟金・保証金・研修費・機材・開業支援金。 総額を1枚で出してもらう |
| 0円プランの条件 | 「特定の条件」とは何か。 満たさないときのロイヤリティはいくらか |
| 本部への売却 | 本部に売る義務があるか。 値段はどう決まるか。 ほかの売り先に出してよいか |
| 買い取りの現金 | お客様に払う現金は誰が用意するか。 在庫は誰のものか。 代金はいつ入るか |
| 契約期間と解約 | 何年か。 中途解約金の計算式。 やめたあとの競業避止の期間と範囲 |
契約前の書面の交付が法律(中小小売商業振興法)で義務になっているのは、小売業・飲食業のフランチャイズです。
買取はサービス業にあたるため、この義務はありません。
任意で出している本部もあるので、もらえるか聞いてみてください。
あわせて、さすがやの看板で営業している加盟店のオーナーに話を聞けるかも、頼んでみてください。
向いている人、見送ったほうがいい人
本部に査定と売り先を任せて、接客と場所に集中したい人には合う形です。
さすがやのフランチャイズを否定するつもりはありません。
| 向いている | 見送ったほうがいい |
・鑑定の経験がなく、査定は本部に任せたい
・毎月の固定の支払いを抑えたい
・いまある店の一角を使って始めたい
・地方で出店を考えている
|
・加盟金や契約の条件を書面で比べてから決めたい
・買う品の値段を自分で決めたい
・売り先を自分で選びたい
・やめたあとも、見極めの力を自分の手に残したい
|
どちらを選んでも、最後に差が出るのは目の前の一点を、自分の基準で見極める力です。
本部が査定をしてくれる形でも、その力が誰の手にあるかで、やめたあとの選び方が変わります。
もうひとつの選択肢
加盟しないで始める、という道もあります。
フランチャイズが提供しているのは、大きく看板・研修・仕組みの3つです。
このうち研修だけを買って、看板と店は自分のものにするという形も成立します。
加盟する看板と査定の仕組みが最初からある。
代わりに本部への売り方と、やめるときの条件がつく
加盟しない看板はゼロから。
代わりに屋号も場所も売り先も自分で選べる
加盟しない開業サポートを見る
5日間の研修で770,000円(税抜)。
加盟金もロイヤリティもありません
よくある質問
- さすがやのロイヤリティ0円は本当ですか。
- 公式の募集ページで「ロイヤリティ0円プラン」が案内されています。
ただし「特定の条件を満たす個人・法人に限ります」と注記があります。
本部は、加盟店が買い取った品を本部が流通させて収益を上げると説明しているため、本部に売るときの値段の決め方もあわせて確認してください。
- さすがやのフランチャイズは未経験でもできますか。
- 2026年2月のプレスリリースでは、本部の査定士がオンラインで接客・査定・価格の提示まで行い、店にはPCを置くと説明されています。
本部は、鑑定の経験がなくても始められる形だと説明しています。
研修の期間と費用は、説明会で書面で確認してください。
- さすがやのフランチャイズの評判はどうですか。
- 公式ページには「赤字撤退無しの実績」と書かれています。
説明会では、開いた店の数と閉じた店・契約を終えた店の数を期間を区切って聞き、加盟店のオーナーに話を聞けるかも頼んでみてください。
- さすがやのフランチャイズを始めるのに、全部でいくら必要ですか。
- 当社の見立てでは、買取店を店舗で開く場合、買い取るための現金や在庫などの運転資金まで含めて1,000〜1,500万円が目安です。
さすがやの形では、買い取りの現金を加盟店と本部のどちらが出すかで必要な額が変わるため、説明会で確認してください。
- さすがやの店は直営ですか、フランチャイズですか。
- 両方あります。
公式の募集ページでは、直営店の割合は約68%(2024年7月時点)と案内されています。
公式サイトのページ名には「全国131店舗」とあります(2026年10月10日確認)。
時点が違うため、いまの割合は説明会で確認してください。
※ 本記事は、2026年10月10日時点の公開情報にもとづきます。
出典:買取専門店さすがや「さすがやフランチャイズ募集」(sasugaya.jp/fc/)と都道府県別の出店可能エリアのページ・公式サイトのトップ・運営会社のページ/株式会社さすがや プレスリリース「業界初!革新的な買取FCプラン始動」(2026年2月26日・@Press)。
「本部に売る値段が1%違うと」の計算は、ひと月300万円を買い取って全部を本部に売る、と仮定した単純計算です。さすがやの実際の取引条件ではありません。
本部に払う最初のお金(約120〜450万円・高いところで550万円ほど)は当社が買取フランチャイズ各社を調べた範囲、開業資金の目安(1,000〜1,500万円)は当社の見立てで、さすがやの金額ではありません。検討される際は、必ず本部が交付する最新の資料と契約書の案でご確認ください。