集客と運営
買取店だらけの地域で開業して、お客さんは来るのか。
近所に買取店が何軒もある。
そんな地域で開業して、本当にお客さんは来るのか。
不安になるのは自然なことです。
この記事では、買取業界専門家の回答と、出店場所を自分で確かめる公的な道具を整理します。
安場 達也古物査定の窓口 代表
買取業界歴15年以上。査定の現場から店舗の管理者、そして経営者まで、同じ道を順番に通ってきました。
北海道から沖縄まで、開業と店舗運営の支援実績があります。
大阪府公安委員会 古物商許可 第62229R076686号
公開 2026年10月5日
更新 2026年10月5日

佐藤さん(開業を検討中)買取店が多い地域でも、開業してお客さんは来ますか?
先に結論安場さん
- 買取店が多い地域でも、お客さんは来る(買取業界専門家・安場さんの回答)
- そこに顧客ターゲットがいるからこそ、競合も出店している
- ただし注意点がある。
注意点と、出店にお勧めの場所は研修で伝える
- 出店場所は、公的統計で商圏の人口や年齢構成を自分で確かめられる
買取店が多い地域への、開業前の不安
買取店が増えたと感じているのは、開業を考える人だけではありません。
Yahoo!知恵袋には、街の人の素直な疑問が載っています。
Yahoo!知恵袋・2025年6月21日の質問より
近所に「買取り」のお店がめっちゃ増えました
Yahoo!知恵袋・2026年6月4日の質問より
うちの地元では元々生活圏に大手の買取店が2店舗あったんですが、最近駅前に…
Yahoo!知恵袋・2023年2月14日の質問より
買取店が、一社なら、商売が成り立つと思いますが、複数社もあり、成り立つのでしょう…
どれも、競合が増えて成り立つのか、という疑問です。
開業を考える人にとっては、そのまま自分の不安になります。
この疑問に、買取業界の専門家が答えました。
買取業界専門家・安場さんの回答
買取業界専門家・安場さんの回答
買取店だらけの地域でも、お客さんは来ますか。
来ます。
そこに顧客ターゲットがいるからこそ、競合も出店しています。
ただし、注意点もあります。
注意点は、研修で伝えます。
どういう場所が出店にお勧めなのかも、共有します。
競合が多いことを、どう読むか
競合が多い。
それを見て、やめておこうと考えるのは一つの判断です。
もう一つ、安場さんの回答から見えるのは、別の読み方です。

競合が多いのは、そこに顧客ターゲットがいる印です。
出店には費用がかかります。
お客さんが見込めない場所に、あえて店を出す人は多くありません。
競合の数は、避ける理由であると同時に、需要を確かめる手がかりにもなります。
ただし、これは来る可能性があるという話です。
来るかどうかは、どこで、どう始めるかで変わります。
だから、場所は自分の目と公的なデータで確かめます。
出店場所を、自分で確かめる方法
商圏の人口や年齢構成は、公的な統計で誰でも見られます。
使うのは、総務省統計局が提供する地図で見る統計(jSTAT MAP)です。
e-Stat(政府統計の総合窓口)の中にあり、ブラウザだけで使えます。
人口・世帯数
地図の上で、町丁・字ごとの人口や世帯数を見られます。
出店候補の周りに、どれだけの人が住んでいるかの目安になります。
年齢構成
年齢別の人口を重ねて表示できます。
どの年代が多い地域かを、地図の色で確かめます。
範囲を決めた集計
指定した地点から半径を決めて、その範囲の人口などを集計できます。
出店候補地を中心にした商圏を、自分で作れます。
事業所・経済センサス
事業所の統計も地図に出せます。
周りにどんな事業所が集まっているかを、あわせて見られます。
レポートの出力
集計した結果は、HTMLやExcelの形で出力できます。
複数の候補地を、同じ条件で並べて比べられます。
公的な統計が教えてくれるのは、そこにどんな人がどれだけ住んでいるかです。
買取店が何軒あるかは、地図と現地で自分の目で数えます。
この2つを並べると、競合の数と、その地域の人の多さを一緒に見られます。
-
出店候補を決める
気になる地域を、いくつか挙げます。
1か所に決めずに、並べて比べます。
-
jSTAT MAPで商圏を作る
候補地を中心に半径を決め、人口・世帯数・年齢構成を出力します。
候補地ごとに、同じ条件で行います。
-
現地で、競合を自分の目で見る
買取店が何軒あるか、どんな外観か、どこに構えているかを歩いて確かめます。
-
数字と現地を、並べて比べる
統計で見えた人の多さと、現地で見えた競合の様子を、1枚の表に並べます。
確かめたあとに、決めること
統計と現地で確かめても、答えが出ないことがあります。
どういう場所が出店にお勧めなのか。
競合が多い地域での注意点は何か。
そこは、経験のある人に聞く方が早い部分です。
安場さんが話す通り、注意点とお勧めの場所は研修で伝えます。
古物査定の窓口について
出店場所を、確かめてから決める
競合が多い地域に出るかどうかは、あとから変えにくい判断です。
古物査定の窓口は、フランチャイズに加盟せずに買取店を始めるための研修です。
5日間の対面で、本物と偽物を手に取りながら本物と偽物の見分け方を身につけ、
査定、集客、そして出店場所の考え方までお伝えします。
加盟金もロイヤリティもありません。
開業サポートの中身を見る
5日間の研修で、出店場所の考え方を
よくある質問
- 買取店が多い地域で開業しても、お客さんは来ますか
- 買取業界専門家の安場さんは、来ると話しています。
そこに顧客ターゲットがいるからこそ、競合も出店しているためです。
ただし注意点もあり、注意点は研修で伝えるとのことです。
- 競合が多いのは、避けた方がいい印ではないのですか
- 避ける理由になる面もありますが、そこに顧客ターゲットがいる印とも読めます。
来る可能性があるという話で、実際にどうなるかは、場所と始め方によって変わります。
- 商圏の人口や年齢構成は、どこで調べられますか
- 総務省統計局が提供する、地図で見る統計(jSTAT MAP)で調べられます。
e-Statの中にあり、ブラウザで使えます。
人口、年齢構成、世帯数などを地図に表示し、指定した範囲で集計できます。
- jSTAT MAPでは、競合の買取店の数もわかりますか
- 買取店の数そのものは、地図と現地で自分の目で確かめます。
jSTAT MAPでわかるのは、そこに住む人の人口や年齢構成などの公的な統計です。
両方を並べて見ます。
- 出店にお勧めの場所は、どこですか
- どういう場所が出店にお勧めなのかは、古物査定の窓口の研修で共有します。
この記事では書いていません。
- 統計を見れば、出店場所は決められますか
- 統計は、そこにどんな人がどれだけ住んでいるかを教えてくれます。
そこから先の、競合が多い地域での注意点やお勧めの場所は、経験のある人に聞くのが早い部分です。
研修で伝えています。
※ 買取店が多い地域でも客は来るかについては、買取業界専門家・安場さん(古物査定の窓口)の回答(2026年10月5日)にもとづきます。
※ 地図で見る統計(jSTAT MAP):e-Stat 地図で見る統計(jSTAT MAP)とは(総務省統計局)
※ Yahoo!知恵袋の質問は、2025年6月21日・2026年6月4日・2023年2月14日の投稿から一部を引用しました。