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開業の手続き

買取店の開業。
順番を間違えると、開けてから止まります。

許可を取り、場所を借り、看板を出す。ここまでは誰でも進めます。止まるのはその先です。お客様が品物を出したときに値段が言えない、買えても売り先がない。この2つで動かなくなります。順番を並べ直しました。

先に結論
  • 開業までの実務は許可・場所・資金・売り先・査定の5つです
  • 多くの人が許可と場所から始めて、査定を最後に回します。逆です
  • 開けてから止まる原因は値段が言えないことと売り先がないことの2つだけです
  • 許可は約40日かかります。待っている間に査定を身につけるのが最短です

開業までの5つと、正しい順番

買取店を開くのに必要な実務は、整理すると5つしかありません。 問題は数ではなく順番です。

  1. 古物商許可を申請する 管轄の警察署に出します。手数料19,000円、審査に約40日。 これがないと買えません。申請は一番先に出します。 待ち時間が長いので、後回しにすると全体が遅れます。
  2. 査定ができるようにする ここが本体です。お客様が出した一点に、自分で値段を言えるかどうか。 許可を待っている40日は、ここに使うための時間です。
  3. 売り先を決める 買った品をどこで換金するか。古物市場、業者間の取引、ネット販売。 売り先が決まっていないと、いくらで買えばいいかも決まりません。
  4. 営業所を決める 自宅、テナント、間借り。許可申請に営業所の情報が要るので、 場所は申請までに決めます。ただし最初から広い店は要りません。
  5. 集客を始める チラシ、地図アプリへの登録、紹介。 ここは開けてからでも回せます。ただし査定ができていないと、来ても買えません。

多くの方は1と4から始めて、2と3を「やりながら覚える」と考えます。 それでも進むのですが、お客様の品物で練習することになります。 安く買えば信用を失い、高く買えば赤字が出ます。 どちらも取り返すのに時間がかかります。

買取で扱う品物を並べて確認しているところ
開業の準備で一番時間がかかるのは、手続きではなく、この判断です。

いくらかかるか

開業の形によって桁が変わります。よくある3つを並べます。

項目自宅で始めるテナントを借りる
古物商許可19,000円19,000円
必要書類の取得1,000円前後1,000円前後
物件の初期費用0円50〜150万円
内装・什器0〜5万円50〜200万円
道具一式5〜15万円5〜15万円
仕入資金30〜100万円100〜300万円
合計の目安55〜140万円230〜680万円

道具一式とは、ルーペ、天びん、比重計、貴金属の試金石か検査機、 マグネット、メジャー、ライトなどです。 いきなり高価な検査機を買う必要はありません。

仕入資金を軽く見ないでください 買取業は、先にお金を出して品物を持ち、あとで換金する商売です。 売れるまでの間、その分の現金は寝ています。 売上が立っていても現金が足りない、という状態はここで起きます。 開業時にいくら用意するかより、いくらまで在庫を持つかを先に決めてください。

開けてから止まる2つの理由

①値段が言えない お客様が品物を出す。分からないので調べる。調べても確信が持てない。 安全側に振って安く言う。お客様は帰ります。 これが続くと、来店があるのに買取が立たない状態になります。
②売り先がない 買えたけれど、どこに出せばいくらになるか分からない。 結果、いくらで買えばいいかも決められません。 売り先の相場が、買値の上限を決めています。 ここが空だと、買値はいつまでも勘のままです。

この2つは、集客では解決しません。 むしろ集客がうまくいくほど、機会を落とす回数が増えます。 チラシに費用をかけて電話が鳴り、伺って、値段が言えずに帰る。 これが一番もったいない形です。

許可を待つ40日で何をするか

申請から許可が下りるまで、標準で40日ほどあります。 この期間は買えませんが、買えないだけで、学べます。

優先順位をつけるなら、貴金属からです。 理由は3つあります。

ブランド品や時計は、扱う金額が大きい代わりに、 偽物の精度も年々上がっています。 貴金属で買取の型を作ってから広げるほうが、事故が少なく進みます。

よくある質問

買取店の開業に資格は必要ですか。
資格は必要ありません。必要なのは古物商許可という行政の許可で、試験はなく、書類審査だけです。逆に言えば、査定の技術は許可では担保されません。許可があっても値段がつけられないと買取は成立しないため、実務としての査定は別に身につける必要があります。
開業までにどれくらいの期間がかかりますか。
古物商許可の審査に標準で約40日かかります。書類を揃える時間を含めると、申請の準備から営業開始まで2ヶ月程度を見ておくと安全です。物件を借りる場合は、契約や内装の期間も加わります。
最低いくらあれば始められますか。
自宅を営業所にして貴金属から始める形であれば、許可費用と道具で20〜30万円、仕入資金を含めて55万円程度からです。テナントを借りて店舗を構えると230万円以上になります。まず小さく始めて、買取が回るようになってから店舗を出す順番が、現金の面では安全です。
在庫を持たずに始める方法はありますか。
買ったその日のうちに売り先へ流す運用にすれば、在庫の滞留はかなり抑えられます。貴金属は相場が公開されており換金も早いため、この形が取りやすい商材です。一方でブランド品や時計は売れるまでに時間がかかるため、資金に余裕がない段階では扱う量を絞ってください。
一人でも運営できますか。
できます。実際に一人で運営している買取店は多くあります。ただし出張買取に出ている間は店を空けることになるため、店舗型と出張型のどちらを主軸にするかは最初に決めてください。一人であるほど、買える商材の幅がそのまま売上の上限になります。
フランチャイズに加盟したほうが早いですか。
早くなる部分と、そうでない部分があります。看板と仕組みは手に入りますが、加盟金とロイヤリティが固定費として乗ります。まず自分で査定ができるかどうかを確かめてから判断しても遅くありません。判断の材料として、買取が自分に向いているかを先に確認することをおすすめします。
古物査定の窓口の開業サポート

フランチャイズに入らず、
自分の看板で買取店を開く。

手続きは調べれば進みます。進まないのは、目の前の一点に値をつけるところです。許可を待つ40日を、ここに使ってください。5日間でその型をお渡しします。

  • 大阪で5日間。本物と偽物を手に取りながら、本物と偽物の見分け方から、店を開けるところまで
  • ゼロ期生の価格は770,000円(税抜)。ここからのお値引きはいたしません
  • 募集は1〜3名。面談は必須で、当方でもお受けするかどうかを判断させていただきます
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お急ぎの方・直接ききたい方050-1725-9868

LINEに、13ページの開業ロードマップを置いています。お読みいただいたうえで、合いそうならお声がけください。

この記事は2026年9月時点の古物営業法および実務をもとに書いています。費用の目安は当社および提携店の実例によるもので、地域や条件により変わります。許可の手続きは管轄の警察署にご確認ください。

自分の看板で、買取店を開く。
5日間で、本物と偽物の見分け方から、店を開けるところまで。ゼロ期生は770,000円、募集は1〜3名です。
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